みなさん、こんにちは!百太郎です。
前回は同じ取組方でも他の人に差をつける方法をお伝えしました。
そのポイントは「集中力」でした。まだお読みでなければこちらをどうぞ。
さて、集中力はトレーニングや周囲の環境つくりで高められることはご理解いただいたと思いますが、やはり持続させる時間には限界があります。
世間にはこの集中力の持続に関していろいろな説があります。
短ければ3分、長ければ90分ぐらいが限界とされていたりします。きっと人それぞれな部分が多いので、こんなにバラつきがあるのかと思いますが、一致していることは集中状態が途切れることがあるということです。
じゃあ、どうするか!?
活動と休憩にサイクルを作る!そして、休養日を設けることが大切です!
これはピリオダイゼーション の記事でも書きました!
こちらもどうぞ!
そこで、今日は休憩・休養についてお伝えしたいと思います!
休憩
理想的な作業や運動と休憩のサイクルは50分~90分の活動に対して、7分~20分の休憩をとるというサイクルを繰り返すと、体力、認知機能、精神力を適度に維持でき、最高のパフォーマンスを発揮しやすくなると言われています。
いつも全力で、もしくは何時間もの作業に合わせたペース配分をしながらの継続的な作業より、緩急をつけた取組みかたを見つけることが大切です。
休養
何日間か活動を続ける間に活動をしない日を作ると肉体的にも精神的にもリフレッシュするこどができますよね!
筋力トレーニングなどではこの休養日がとても大切な役割を果たします。ダメージを与えられた筋肉が休養日に大きく回復することで成長へと繋がるからです。
アクティブレスト
休憩にも、休養にも共通する点は、精神的にも肉体的にもリフレッシュを図るためにはこのアクティブレストが有効だと言うことが科学的に認知されています。
アクティブレストとは、これまでスポーツの世界ではよく使われるようになって来た言葉でした。
休養日や休憩時間をただじっとして回復を図るのではなく、軽い運動をする事でより休養、休憩の効率を上げようと言うものです。
トレーニングをする人であれば、休養日に軽いランニングやジョギングなど、体に負担のかからない運動を取り入れると、筋肉痛の出方が違ったり、疲労感の強さに違いが出たりします。
各スポーツのトップレベルではこのアクティブレストの考え方が積極的に取り入れられ、休みの日でも軽く汗を流している選手がほとんどです。
また、日常的に運動をする習慣が無いような人なら、ウオーキングやヨガ、ストレッチなどが効果的だと言われています。
グーグルでは、休憩、休養の時にマインドフルネスなどと言われる瞑想法を導入したりもしています。
「休む」に対する抵抗
どうも日本人は休むということに抵抗があるようです。
仕事を休む、学校を休む、練習を休む、家事を休むどれをとっても、できれば休まない方がいいとか、休むと迷惑をかけちゃうとかっていう感情が湧いてきますよね。
ここは思考の変換です!
休むことで次の作業効率が上がれば、迷惑にもならなければ、ライバルに差をつけられることもありません。
さらに、アイディアを生み出さなければならないような仕事をしている人なら、独創的なアイディアの40%は休んでいるときに生まれると言われています。
こんなにメリットがあることに抵抗感を持つことは残念ですよね。
休みやすいマネジメント
こんなにメリットがあることを伝えても、バリバリ燃えているビジネスマンや、競争心に溢れているスポーツマンは休養をとりたがりません。その気持ちもよくわかりますが、マネジメントする側になると、それでも休ませたいと思いますよね。
そんなときは一工夫。
休養日や休憩時間のネーミングを変えてしまうんです。例えば、休みや軽めのトレーニングという言葉を使わずに、「クリエイトタイム」や「サポートデー」のようにします。
私のクラブでは、「リーディングデー」というネーミングにし、好きな本を読むという休養日の過ごし方を実施したこともありました。
日常から離れた書籍を読むことで頭も体もリフレッシュさせることが狙いでしたが、それ以上に情報に触れる機会が増えると、新たな好奇心を生み出すという成果もありました。
まとめ
休みを取り入れる!
休みを工夫する!
意図的な休みを取る!
サイクルを作る!
今日から始められる休憩・休養の取り方を変えて、スッキリしゃっきりしちゃいましょう!