こんにちは!百太郎です。
昨日のことです。
突然高校時代の友人から電話があり急遽飲みに行きました。
実はこの友人、18歳の時に5億円の借金を背負っていたんです。
高校卒業記念にみんなで行った、卒業旅行。
散々遊びまくって家に帰ったら、お父さんが夜逃げ。彼の借金生活はここから始まりました。
そんなことを知っていた私は、もしかしてお金に困って借金をお願いされたりするのかと思っていました。
なんせ15年ぶりくらいに突然の電話だったんで。
背負った借金は5億円
お父さんは商売をされており、その経営がうまくいかず、方々に借金をつくり、ついには夜逃げをしてしまったそうです。
その時にかれが知らされた借金の額は5億円でした。
進学先も決まっていましたが、入学金を支払うことが出来ず、あえなく断念。
しゃかりきに働く
高校卒業後になんの経験も知識もない彼に出来たことは、人一倍働くことだけだったそうです。昼も夜も関係なく、できるだけ給料がいいアルバイトを探し、時間の許す限り労働することに精一杯に数年間働いていたそうです。
でも、その限界に気づかされたそうです。
自分しかできないこと
このまま、労働に時間と体力だけを費やしても借金返済よりも早く自分が潰れてしまう。
いつまでもがむしゃらに働くだけではダメだと感じたのが、22歳の頃だったようです。
体力勝負だけでは無理があることに気づいた彼が考えたことは、自分の価値を高め、その価値に見合った評価を収入として得るにはどうしたらいいか!?ということだったそうです。
知識を貯める
とにかくお金に対する知識を持とう!そう思っていた彼ですが、専門的な知識を身につけるためだけに学校に通うといったようなことはできず、独学でいろんな書物を読み漁り、その中から自分にプラスになることを学んでいったそうです。
話を聞いていると、どんどん名言が出て来ます。
学生時代の彼はどちらかというと、のんびりした感じの少年でしたが、いまではどこぞの上司より貫禄も風格も兼ね備えていました。
30代に取り入れたこと
そんな彼ですが、働いて、勉強してを日々繰り返していると、なかなか減らない借金や、自分の将来を考えたときに悲観的になることが多くあったそうです。
そこで彼が、考えたことは、「金持ちになれなくても、金持ちがやっているような真似をして気分だけでも変えてみよう」ということだったそうです。
で、何をやったのか!!
それは「朝活」だったそうです。ちょっとセレブなふりして、朝からヨガをやってみたり、自分と向き合う時間を作ってみたりすることで、なんだか心が安らぐようになり、1日の生活が毎日楽しくなったそうです。そうでもしないと、自分が潰れてしまうと思わされることが何度もあったそうです。
そしていま
彼は現在、大手保険会社に勤めています。
彼の勤める会社には、年収が2千万を超えるような社員が多くいるそうです。そんな社員がやっていることも、なんと「朝活」なんだそうです。
朝早く起きて、1日のスケジュールを確認し、その日の戦略を練る。そして、その戦略がうまくいくように、体調を整える。こんな作業をみんな当たり前にやっているそうです。
たまたま、セレブの真似をしてやり始めたことが本当に高収入を得ている人たちが当たり前のように繰り広げているということに驚きを隠せなかったそうです。
5億の借金は、なんと残り数千万になっているということです。
彼の名言
たまたま、少し前から朝活にチャレンジしていることを伝えると、彼から名言をいただきました。
「10年前から見たら、今の自分が一番歳をとっているけど、10年後から見たら今の自分が一番若い。何をやるにしても遅いことはないよ!」って。
三時間くらい二人で話していましたが、一切自分のところの保険の商品の話をせず、いい意味でこちらの予想を裏切ってくれました。
私よりも数百倍苦しい思いをして来ただろうし、今も苦しい状態にあるかもしれませんが、まったく悲壮感がありません。
どうして今、連絡をくれたのかを聞いて見たら
「やっとみんなに連絡ができるようになった。これまでは自分から連絡すると借金のことで助けを求められると思われたくなかった」と素直に語ってくれました。
ようやく、完済の目処がついてきたところで、みんなに会いたくなったそうです。
今後の彼を見るのが楽しみです。
そして、約15年ぶりくらいに連絡をくれたことに感謝します。
もしかしたら、これが引き寄せなのかもしれませんね!
彼に負けないように、いろんな勉強に励みたいと思います。